Google Mapで探せるか?
5月8日に投稿した書籍・アジア発酵紀行(小倉ヒラク著)に紹介されていたので、ミャンマー界隈をもう少し深く知りたくなり、「西南シルクロードは密林に消える」(高野秀行著)を読了した。結果、著者が求めた西南シルクロードはエピローグにもあるように、確たる「道」ではなく「人のつながり」と思わされるが、ミャンマーの内乱や、海外からの求めはグローバルスタンダードの名のもとに無理な要求・要請が分断を加速化しているように思えてくる。筆者に、この界隈の知識を授けた「ランド・オブ・ジェイド」(バーティル・リントナー著)を深堀することは控えるが、書籍つながりを作った筆者と本筆者双方とも早稲田大学卒と、それぞれ何らかの「つながり」なくしては西南シルクロードは探せないと感じさせた。