再びICT適用について
2年前、COVID-19対策時の持続化給付金申請や特別定額給付金申請でICT適用について触れたが、今回事業復活支援金手続きで感じたことを触れておきたい。システム的には2年前の経験が活かされているように思えたが、2月頭に申請し5月中旬承認と時間を要している割に、そのプロセスや理由開示(当方のミスも1点あったが)がお粗末に感じた。チェックポイントの通過状態やSLAに基づいた課題申請対応を盛り込めば良いだけなので、システム(開発)に利用者視点が欠けているように思う。方や山口県阿武町で発生した臨時特別給付金誤送金で発覚したシステムのお粗末さ、システムや住民を信じるがゆえの対応のズレを見るとデジタル庁は利用者(住民)視点のシステム開発のみならず、提供する役所人材育成の必要性を痛感した。