伝わる原点?
日本経済新聞の書評に紹介され興味を覚えたのに加え、コロナの折に読んで注目していた著者の書籍「研修生<プラクティカンティン>」(多和田 葉子著)を読了した。ブログで紹介した「言葉と歩く日記」同様、ドイツでの研修生生活の日記的文体だが500ページを越える長編で、文化や生活を知るには母語が必要だと感じながら、読み進んだ。3月末で終わったNHKの朝ドラ『ばけばけ』で紹介されたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の著書を読んだことは無いが、海外でベストセラーとなったのと同様、日本人によるドイツの紹介本として納得出来るように思う。同年代のせいか、文中に出てくる「古寺巡礼」(和辻哲郎著)の件やドイツ語のファイヤーアーベント
には、ウムウムと頷きながら読み進んだ。