選択の意識とその先2
昨日実施された衆議院選挙で政策内容は脇に置かれたものの大きな政治変容を促す選択が行われた。投票率(53.85%)が低いので選択の意識には?が付く中、「女の子たち風船爆弾をつくる」(小林エリカ著)を読み終えた。著者の年齢からすると綿密な調査に随分苦労したであろうと思わせる内容であった。作中に70年前に女性参政権が行使され39名の女性国会議員が誕生したことに触れられていた。今回の結果では過去最多で73人とほぼ倍増しているものの女性比率では15.7%なので、その先を形作るには、まだまだ工夫が必要と感じる。