書籍との巡り合い方
書籍との巡り合わせには色々な形があるが、「祭りの場」(林 京子)とは随分遠回りをしたが、内容を取り巻く色々な背景も含め知ることが出来たので前向きに捉えたい。日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて、日本経済新聞・春秋で紹介されていたのに興味を覚え読了したが、1975年の芥川賞受賞作であることを読後知ることとなった。又、写真にある埼玉福祉会の大活字版読み易いだけでなく、当時の状況を目から脳に刻み込むような効果もあったように感じる。このような感覚の拡がりが核兵器廃絶に繋がる日をもたらすことを期待したい。