未読書案内を通じて
イーロン・マスク伝記出版をとらえて、作家であるウォルター・アイザックソンへのインタビューをテレビ朝日の報道ステーションで視聴した。同氏が生誕順でいうと『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(2017年)『アインシュタイン その生涯と宇宙』(2007年)『スティーブ・ジョブズ』(2011年)の著者であることを知った。印象的だったのは、夫々が極めて特異な生誕背景を持ちながら、次代にその足跡を残したことである。今回取り上げられたイーロン・マスクが世界を不安に陥れているロシアや北朝鮮のような独裁国家と結びついたら・・と思うと恐ろしい限りだが、次代に足跡を残すような特異な生誕背景者は、やはり多様な社会を包摂出来る可能性をもった民主社会でしか輝きを発揮出来ないのが現状のようだ。