逆行

書籍を現場主義で辿る中、写真の「朝鮮通信使上陸淹留之地の碑」と巡り合った。そういえば韓国の歴史ドラマであったような気がする。江戸時代の日本と交流すべくの流れを逆行するような気持ちで下関から釜山の航路を夜行便で試みた。頑丈な船と異なり当時の通信使は如何なる思いであったろうか?というような思いを断ち切るスマホのコール。恐らく対馬を通過するタイミングでDocomoから手続きをしないと韓国キャリアに変わりますよのメッセージ。11時間近くの道程の残り2時間足らずの目覚ましのようなメッセージ。対馬ってそんなに韓国に近かったっけ?の思いに加え、そこのキャリアコントロールに韓国が相互乗り入れをしている現実。危機感を覚えるとともに、江戸時代に戻り相互交流のレベルをもっと上げ効率化出来ないのだろうかとも思った。

 

2023年06月21日