春の訪れとともに考えたこと

昨日、春の訪れとともに長かったコロナ禍に幕を下ろすように一般社団法人日本外国語教育推進機構 (JACTFL)、上智大学国際言語情報研究所 (SOLIFIC)第11回シンポジウムが上智大学を会場とするハイフレックスで開催された。黒田 龍之助先生の基調講演も示唆に富むものであったし、JACTFL10周年を総括するパネルディスカッションも自身の関与を振返り今後の活動方向を指し示してくれた。コロナ禍で苦労した成果が研究発表で公開された。英語が多くの学習者を対象とするため効果評価を取り易い反面、参加者の意識・意欲にバラツキがあるのに対し、複言語で取り上げられる言語教育は学習者が少ないものの意識・意欲のレベル合わせが図り易く、勿論指導者の苦労は大きいものの、興味をそそられる先駆的取組が多く伺え、活動の意義に元気を貰えた。

2023年03月13日