社会のありようを考え直す?
気候変動問題やSDGsが喧しい半面、ロシアや北朝鮮による従来型の資本獲得競争が続いている。そんな中、人新世の「資本論」(斎藤幸平著)を読了した。マルクスの解釈を深堀し、「脱成長コミュニズム」の考えは頷ける面はあるが、マルクスが連想させるロシア破綻もあるので、どのように理解・賛同を得ていくかは大いなる挑戦である。ただ岸田政権が纏めようとしている「新しい資本主義」には夢を感じることが出来ないので軌道修正の参考にして貰いたいと思った。
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気候変動問題やSDGsが喧しい半面、ロシアや北朝鮮による従来型の資本獲得競争が続いている。そんな中、人新世の「資本論」(斎藤幸平著)を読了した。マルクスの解釈を深堀し、「脱成長コミュニズム」の考えは頷ける面はあるが、マルクスが連想させるロシア破綻もあるので、どのように理解・賛同を得ていくかは大いなる挑戦である。ただ岸田政権が纏めようとしている「新しい資本主義」には夢を感じることが出来ないので軌道修正の参考にして貰いたいと思った。