「老人」について考えさせられる

年齢により人の属性を決めるのは好きでないが、どうも本日の誕生日で「老人」の仲間入りをさせられたようだ。定年(徐々に引き上げられたり無くなりつつある概念だが)の年に還暦を迎えた際も織田信長の辞世の句と云われる幸若舞「敦盛」(人間五十年)との違いを感じたものだが、先日の敬老の日(これも現在は9月15日から9月第三月曜日に変わったが、起源は兵庫県多可郡野間谷村の55歳以上を対象とした「敬老会」だったようである)も単なる祝日と感じていた。誕生日近くになり住んでいる区から介護保険証が送られてくると共にビックリするような保険料納付書の束(毎年の固定資産納付書同様紙の無駄使い)、そして止めは免許書更新で次回は返納も考えさせる70歳か~?と「老人」を色々と考えさせられた。マラソンに例えると幸い35km過ぎの苦しさもなく、競争相手との競り合いも感じない。健康寿命を伸ばし介護保険証の世話にならない走り方を考えながら次の免許更新を迎えたい。

2021年09月22日