TOKYO2020パラリンピックトーチキスを振り返り

連日、人間の信じられない可能性を感じさせてくれているTOKYO2020パラリンピック競技であるが、先週までの学会でのバタバタを終え、トーチキスで感じた身近なことを記しておきたい。写真にあるトーチキスの相手方は肖像権等考え消えているが、TOKYO2020でテニス会場のボランティアをしていたそうで、自身のテニス経験と照らし合わせ不思議な「つながり」を感じた。又、彼の提案でとったポージングで長い時間の片足立ちに不安を覚えたこと。そして僅か1.2キロの重さ(長さ71センチ)を支え続ける筋力の無さ、それにも拘わらず興奮状態が可能とさせたこと。障害者がパラリンピックの理念「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」を見せてくれているのに、自身が何の努力もせずに介護人生に向かっていることを大いに恥じた1日でもあった。

2021年08月31日