八甲田山

2019年お盆の頃、全国英語教育学会(JASELE)第45回弘前研究大会で訪れた青森、時間の都合も有、八甲田山は遠くにのぞむだけで次回の再訪を期して帰京した。新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」や、それを原作とする映画で有名だが、それを彷彿とさせるような今年のホワイトアウトアクシデントに想起され関係書籍を検索した。その結果ヒットしたのが、写真の囚われの山(伊東潤)。冬場の訪問は体力的に困難だが、雪の無い季節にでも、その距離感を実際に感じ、自然の恐ろしさや時代のもたらす行動の難しさ、そして団体行動のコミュニケーションについて考えてみたいと思った。

2021年02月06日