第99代内閣総理大臣就任に当たり

新政権発足の日に上級国民/下級国民(橘 玲)を読了した。格差社会を象徴するようなキャッチーなタイトルであるが、日本や世界の現状や今後を冷静に分析・整理しており、今回の総裁選挙における論点も幹と枝葉の整理不足を感じさせた。6章にあるテクノロジー爆発による、ゆたかな「知識社会」がもたらす、「知識社会化」「リベラル化」「グローバル化」の三位一体現象は法人サービスのあり方を考える意味でも有意義な整理であった。

2020年09月17日