連覇の難しさ

年始恒例の大学スポーツにおいて相次いで記録的な連覇が途絶えた。1月2日第55回 全国大学ラグビーフットボール選手権で10連覇を目指した帝京大学は天理大学に敗れた。又、1月2-3日行われた第95回箱根駅伝では5連覇を目指す青山学院大学が大会新の記録で復路優勝は果たしたものの往路のハンディを取り戻すこと叶わず、これも歴史的大会記録を達成した東海大学の初優勝を許した。大学スポーツにおける団体競技の連覇の難しさを感じると共に、夫々連覇に失敗した大学が衰退したというより、切磋琢磨して更なる強みを作っているように感じる方が強かった。加えて、ラグビーは今年ワールドカップの開催、陸上は2020年に東京オリンピック開催を控えて、選手並びに関係者の目線が限界を超えた所に置かれたようにも感じ、正月早々の元気を頂いた。

2019年01月03日