新たな世界との出会い

9月13日の日本経済新聞に「アフリカ現代文学、世界の矛盾と混沌を凝縮 邦訳も活発」のタイトルで紹介された内容に興味を覚え、「雨雲の集まるとき」(ベッシー・ヘッド著、横山仁美翻訳)を読み終えた。アフリカを感じさせる内容ながら、昨今の世界情勢を踏まえると人間の本質に迫る内容を書き上げたのは、作家の特異な生立ちか、翻訳者のライフワークとしての思いであろうか?作家の研究者並びに翻訳者として、雨雲出版という法人を立ち上げ出版に至った活動を興味深く追っかけてみたいと思った。

2025年09月19日