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青山学院大学様にて「企業が求めるグローバル人材」特別授業とOPIcを実施しました[事例紹介]
OPIc導入 ユーザ事例(青山学院大学)
小張敬之様
(経済学部教授、Ph.D.)
最初に、3年生・30人が、英語コミュニケーション力を測定するOPIc(Oral Proficiency Interview-computer)テストを受験。続いて、NECマネジメントパートナー執行役員の八木より、「企業が求める人材 5W's & 1H」というタイトルで講演しました。その後、ゼミ生と当社メンバー(社会人)との意見交換・懇親会も行いました。
OPIcは、ゼミ生にどのように受け止められたでしょうか。
青山学院大学 経済学部 小張ゼミで開催された特別授業
■ OPIc受験
学生は、皆とても意欲的で、身振り手振りを交えて、真剣にPCに向かって会話していました。
受験後、数名の学生に突撃インタビューを行い、率直な意見もうかがいました。
■ 講演「企業が求める人材 5W's & 1H」:八木執行役員
小張教授からも、「現場で国際的に働いている方の話は、これから就職活動をしようとしている3年生に大変良い刺激になった」とのコメントをいただきました。
■ ゼミ生との懇親会
4つほどのテーブルに分かれて、当社社員が一人づつ座り懇談しました。やはり就職や仕事内容などが気になるようで、スキルアップや心構え、社会人の苦労なども含めた幅広い話題で、3時間ほど盛り上がりました。
小張ゼミの事前アンケート結果
事前アンケートからは、リスニングに比べてスピーキングに対する苦手意識が見て取れました。
そのようなゼミ生が受験したOPIcはどのようなものだったのでしょうか。
OPIcを受験して(事後アンケート結果および突撃インタビューから)
■ 成績の分布
事前アンケートでは、スピーキングに対する苦手意識が顕著に見られましたが、結果は、中級以上がほとんどを占めていました。
■ OPIcの内容に対する評価
■ OPIcを他人に薦めますか?
■ OPIcを再受験しますか?
■ 自由記述欄から
○ 「新しい形式のテストである」というポジティブな感想が多い
- 自分のスピーキング力をはかったことがなかったので新しく大変良い機会でした
- 自分が話せないということを思い知らされるテストであったと同時に、頑張って話そうとして話せるテストでした
- TOEFLとは違い、会話っぽくていつもよりはリラックスして話せました
- 今回のような用式のテストは受けたことがなかったので非常に良い経験になったのと同時に自分の考えを英語で伝える難しさを感じました
○ 「レベルが選択・変更できる」ことに対するポジティブな意見が多い
- 途中でレベルを変えられるのは良いと思った
- 自分でレベルが選べるため、気軽に受けやすいテストだと思いました
- レベルも自分に合ったものを選べる
- 自分が思っているレベルに合わせて受験できるという点がすごく良かったです
- レベルごとに問題が設定されていて、難しすぎたり簡単すぎたりしないので、誰が受けても少しは答えられるような内容で受験できる
■ 突撃インタビューから
○ 今後どのような勉強・取り組みをしようと思うか?
- 日常でスピーキングの機会が少ないので、学内にある留学生と交流できるセンターに行ってみようと思った
- とにかく話すのが一番。学内のチャットルームで留学生や外国人の先生と話そうと思った
- 外国人の友人と話すなど、英語を話す機会を増やす
- 聞くことができれば答えられるので、リスニングにも力を入れたい
- NHK BSやABC、BBCのニュースを見てシャドーイングをする
- 日本語から英語に変換して話せる内容を増やしたい。TEDなどを見て、実際にどうしゃべっているかを頭に入れたい
主催者コメント
OPIcは、点数を取るためのテストではありません。「会話する」ことを目的にしたテストです。
ただ話すだけではなく、しっかり発信することを意識するゼミ生が多かったことからも、それは十分に伝わってきました。また、「早速これをやってみよう」という積極的な意見が多くみられます。
スピーキングの機会が足りないというのは、ある意味共通の悩みかもしれません。青山学院大学様ではチャットルームや留学生との交流センターなど、勉強というより、日常の延長で楽しんで身に付ける環境があります。この環境を活かし、ぜひ、OPIc再受験で実力を測っていただきたいと思います。
NECマネジメントパートナーでは、大学や企業に向けて、OPIcの実施支援および研修や講演の提供をしています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお声かけください。